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「かまくら祭り楽しそう」 豊見城・長嶺小 秋田・栄小とネット交流


「かまくら祭り楽しそう」 豊見城・長嶺小 秋田・栄小とネット交流 秋田県横手市立栄小学校の5年生とオンラインで交流する長嶺小学校5年2組の児童=9月21日、豊見城市の同小学校
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 【豊見城】豊見城市立長嶺小学校(平良真也校長)の5年2組の児童30人が9月21日、秋田県横手市の市立栄小学校5年生16人とオンラインでつながり交流した。長嶺小の児童たちは「夏休みと冬休みが同じ長さなの?」「きりたんぽをよく食べる?」「どれくらい雪が積もる?」などと質問。栄小からも「台風はどんな?」「給食にサトウキビが出るの?」など質問が相次ぎ、気候や特産品、文化の違いを実感していた。
 今回の授業は、栄小の久村孝校長が数年前に両県教育委員会の交流事業で沖縄に派遣され、平良校長と交流したことがきっかけ。栄小が少人数のため、栄小の1グループに対し長嶺小は2グループで交流を深めた。
 児童たちは会話しやすいよう画用紙やボードに文字を書いて表示。「給食にサトウキビが出るの?」の質問を受けて「サトウキビは出ないけど、マンゴーやゴーヤーチャンプルー、タコライスが出る」と回答していた。また「雪はどれくらい降るの?」と問いかけ、栄小の児童からの「一番多くて203センチ積もった」との回答に驚いていた。最後にじゃんけんで盛り上がるグループもあった。
 浦崎心晴さん(11)は「夏休みと冬休みが同じぐらいの長さだと聞いて、いいなと思った。楽しい行事はかまくら祭りと聞いた。私も秋田に行って、かまくらを造ってみたくなった。交流できて良かった」と感想を語った。 (岩崎みどり)

秋田県横手市立栄小学校の5年生とオンラインで交流する長嶺小学校5年2組の児童=9月21日、豊見城市の同小学校