【宜野湾】業務用アミューズメントゲーム機器開発のサファリゲームズ(大阪府)はこのほど、琉球ゴールデンキングス仕様のバスケットボールゲーム機を開発し、北中城村のイオンモール沖縄ライカムに6台設置した。今後2年間で県内の施設に100台を設置する予定。9月28日にお披露目式が開かれ、12年間キングスに在籍した元選手の金城茂之さんが体験した。
ゲーム機は制限時間内にリングにシュートを決め、稼いだポイント数で競う。三線を使ったBGMで試合会場の雰囲気を演出し、画面にはキングスの現役選手が映し出されるなど、特別仕様となっている。1プレイ200円。最大8台まで同時対戦が可能。ランキング戦も実装されており、上位者はゲーム機に記録される。
今後はランキング戦のイベントを開催する予定で、第1弾は10月21~31日に開催。上位者にはキングス関連の商品などをプレゼントする予定。参加にはスマートフォンなどから会員登録をする必要がある。
サファリゲームズは琉球ゴールデンキングスのオフィシャルパートナーでもある。同社の岡展宏代表は「ゲームを通してバスケの人気向上につなげたい。キングスファンが長く楽しめるような企画も展開したい」と述べた。キングスを運営する沖縄バスケットボールの松原義治さんは「スポーツにゆかりのない人でもキングスを応援するきっかけになる」と期待した。体験した金城さんは「バスケを知るための入り口になる。ファンもそうじゃない人も楽しめる」と感想を述べた。
(名嘉一心)