有料

宮城さん(松田小)空手九州4位 宜野座村長に報告 全国大会へ意気込み


宮城さん(松田小)空手九州4位 宜野座村長に報告 全国大会へ意気込み 當眞淳村長(左端)と新里隆博教育長(右端)を表敬訪問した宮城唯京さん(左から2人目)と景光正明館長=9月25日、宜野座村役場(提供)
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【宜野座】宜野座村立松田小学校3年生の宮城唯京(いちか)さん(劉衛流景光宜野座龍鳳館所属)が、福岡県で開催された第23回九州地区空手道選手権大会の小学3年男子個人形で4位に入賞した。11月19日に行われる第61回全国空手道選手権大会に九州地区代表としての出場が決定した。9月25日に宜野座村役場を訪れて入賞を報告した。
 當眞淳村長は「全国ではさらに高いレベルの選手たちと高め合い頑張ってきてください。宜野座村は頑張る子どもを応援します」とエールを送った。空手で全国制覇した実績を持つ新里隆博教育長は「武道では『練習』より『稽古』という言葉を使います。単に練習を積むだけでなく先生や師匠から教えを受け、より高度な技術向上を図ることを意味します。全国大会に向けて稽古に励んでください」と激励した。
 宮城さんは「緊張せずに演武できた。3位決定戦で負けたのが悔しかった。全国大会では3位以上を目指して頑張ってきます」と抱負を語った。
 景光宜野座龍鳳館は2022年度に開いたばかりで門下生は20人ほど。全員が初心者からのスタートとなったが、今年に入り地域の大会で形や組手で入賞者を出すなど活躍が目覚ましい。景光正明館長の優しさと明るさ、時に厳しさと愛情ある指導に良い雰囲気で稽古している。 (池辺賢児通信員)

當眞淳村長(左端)と新里隆博教育長(右端)を表敬訪問した宮城唯京さん(左から2人目)と景光正明館長=9月25日、宜野座村役場(提供)