【今帰仁】本年度第1回の「子どもが作る弁当の日」(今帰仁村教育委員会主催)がこのほど、村内の5、6年生と中学生を対象に行われた=写真。村を挙げ実践することで食育の充実を図り、弁当作りを通して家族と触れ合う機会を増やし感謝の気持ちを育み、子どもたちの「自立」を支援することを趣旨としている。栄養バランスに気をつけたメニューの考案から買い出し、調理後の片づけまで1人ですることなどが目標。
今帰仁村立天底小学校(我那覇隆校長)6年生の児童は自ら作った弁当を見せ合い、それぞれ興味津々で「どんなして作った?」「うまそう」など会話を弾ませていた。
その後、保護者は「何の野菜を使うの? どうやって切るの? など興味を持ってくれるようになった」「何日も前からこの日を楽しみにしていた。献立づくりからから片づけまで初めてで、楽しみながら頑張っていた。いつもありがとうと言ってくれた」などと感想を記していた。
学期ごとに行われ、第2回は11月6日に予定されている。
(新城孝博通信員)
友達が手作りした弁当を見ながら会話を弾ませ味わう6年生=今帰仁村立天底小学校