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「浦添愛発信していく」 2代目てだこ大使に認定証


「浦添愛発信していく」 2代目てだこ大使に認定証 2代目てだこ大使に就任する(左から)仲嶺真吾さん、大城さやかさん、上原有紀さんと松本哲治市長=12日、浦添市役所
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 【浦添】浦添市の親善大使である2代目てだこ大使の認定証授与式が12日、市役所であり、松本哲治市長から新大使3人にトロフィーなどが贈られた。任期は11月1日から2年間で、10月28、29日に浦添カルチャーパークを主会場に行われる第46回てだこまつりでデビューする。
 てだこ大使は以前、「てだこレディ」の名称だったが、2021年から現在の名称になった。2代目大使に選ばれたのは、会社員の上原有紀さん(23)、自営業の仲嶺真吾さん(41)、会社代表の大城さやかさん(28)。男性が大使に選ばれるのは初めてで、3人とも浦添市出身。
 浦添ゆいゆいキッズシアター出身の上原さんは「てだこ大使にずっとなりたかった。浦添愛を発信していきたい」、SNSなどを通じて浦添を発信してきた仲嶺さんは「『あした住みたくなる街』をキャッチフレーズに活動したい」、大城さんは「浦添の魅力ある文化や歴史などを発信していきたい」と、それぞれ意欲を見せた。
 2代目てだこ大使の就任に合わせて今年から制服を一新する。デザインは浦添市の専修学校インターナショナルデザインアカデミー(IDA)2年の仲宗根萌さん(20)が手掛けた。仲宗根さんには松本市長から感謝状が贈られた。松本市長は「浦添市に縁やゆかりがある人たちが集まった。ぜひ、浦添愛あふれるPR役を担ってほしい」と激励した。 (吉田健一)
2代目てだこ大使に就任する(左から)仲嶺真吾さん、大城さやかさん、上原有紀さんと松本哲治市長=12日、浦添市役所