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東京で初の展示販売会 28日から、金武のまさひろ工房


東京で初の展示販売会 28日から、金武のまさひろ工房 作品を手にイベントをPRする琉球陶器まさひろ工房窯主の仲村まさひろさん=12日、琉球新報北部支社
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 【金武】金武町伊芸の琉球陶器まさひろ工房の展示販売会が28日から11月1日まで東京都練馬区の、うつわ屋よんなーよんなーで開かれる。同工房の展示販売会は初めて。厨子甕(ずしがめ)を始め、千点以上の作品が展示、販売される。展示販売会はうつわ屋の開店1周年記念と、工房窯主の仲村まさひろさん(60)=写真=の陶歴30年の節目として開催される。
 仲村さんは1996年に工房を設立し、作品作りを始めた。リュウキュウマツを燃料にして登り窯で陶器を焼くなど、昔ながらの沖縄の技法や材料にこだわっている。12日に琉球新報北部支社を訪れた仲村さんは「作品に派手さはないが、力強さを感じ取ってほしい」と呼びかけた。
 うつわ屋の営業時間は午前10時~午後6時。定休日の31日も営業する。入場無料。問い合わせはうつわ屋、電話070(8966)3811。 (武井悠)