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正しい性知識持ち 子の安全高めよう 名護、保護者対象に講座


正しい性知識持ち 子の安全高めよう 名護、保護者対象に講座 若者を取り巻く性の環境などについて講演する美ら海ユースクリニック代表の深津真弓さん=9月16日、名護市宮里のhowlive名護宮里店
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【名護】海外の緊急避妊薬(アフターピル)の輸入事業などを手がけるつばめLabo(東京都)はこのほど、名護市宮里の複合施設howlive名護宮里店で保護者向けの性教育講座を開催した。同社が県内で講座を開催するのは初めて。会場には本島北部で子育てをしている保護者や看護学校の教師など10人が参加した。
 若者の身体や性、心の悩みの相談に応じる美ら海ユースクリニック代表の深津真弓さんが、若者を取り巻く性の環境や日本の性教育に求められることなどを講演した=写真。講演後には性的同意に関するクイズや模型を使ったコンドームの使い方の解説などが行われた。
 つばめLaboピルモット事業部の畠田すみれさんによると、参加者からは「子どもに性教育をする方法が分かった」などの意見があった。畠田さんは「保護者世代が知識を持つことで子どもの安全が守れる。今後も性教育に関する機会をつくりたい」と意気込んだ。 (武井悠)