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華やか琉装「一生の記念」 大宜味・津波区 敬老の日で撮影会


華やか琉装「一生の記念」 大宜味・津波区 敬老の日で撮影会 吉田春子さんから記念写真を贈呈されて笑顔を見せる中曽根善子さん(右)
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 【大宜味】9月18日の敬老の日、大宜味村津波区で琉装の撮影会が行われた。発案者は区在住の吉田春子さんで、民泊を営んでいる安座間勝江さんが男性用、女性用の琉装と冠、かつら(カンプー)を準備した。
 参加者らは「恥ずかしいさあ」と照れながらも紅型の着物に袖を通し、笑顔で写真に納まった。撮影会には8人が参加し、写真は一人一人A4サイズに拡大、額に入れ後日贈呈された。
 写真を受け取った中曽根善子さん(82)は「まさか80歳を過ぎて紅型衣装で写真を撮っていただくとは夢にも思わなかった。最高にすてきに撮っていただき一生の記念になった。私たち高齢者のため尽力していただき感謝したい」と感動した面持ちで話した。 (安里郁江通信員)
吉田春子さんから記念写真を贈呈されて笑顔を見せる中曽根善子さん(右)