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共同開発したパンを販売 具志川商生とADEMOKうるま店


共同開発したパンを販売 具志川商生とADEMOKうるま店 自分たちで開発した商品を購入する生徒ら=うるま市のベーカリーADEMOKうるま店
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 【うるま】具志川商業高校オフィスビジネス科2年の生徒17人が、地域のパン屋「ベーカリーADEMOK(アデモック)うるま店」と共同開発したパンの販売会を9月27日、同店舗で開催した。

 「商品開発と流通」の授業で5月から取り組んだ生徒が計10種類の商品を提案。サクサクの生地に伊計島の黄金芋を使用した「黄金芋デニッシュ」など4種が採用された。

 ADEMOKうるま店の大森敏洋店長は「9月上旬から販売しているがお客さまに味がイメージできるネーミングで分かりやすく、売れ行きも良い」と述べた。生徒を代表してあいさつした吉村央(まなか)さんは「アイデアを考案することの難しさや楽しさを感じながら商品という形になり、手に取る人がいるという喜びを感じる。商品開発を体験できて良かった」と感謝した。

 同商品は果実などの原材料がある間は、販売を継続する。

 (喜納高宏通信員)