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移民への理解深めて/名護、28・29日に映画祭


移民への理解深めて/名護、28・29日に映画祭 映画やドキュメンタリー番組を放映する「世界のウチナーンチュの日映画祭」に参加を呼びかける(左から)名護市国際交流協会の比嘉拓人さん、名護市秘書交流課交流係の大城重浩係長=4日、琉球新報北部支社
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 【名護】30日の「世界のウチナーンチュの日」に合わせ、名護市国際交流協会は28、29の両日、国際理解を深めてもらうことなどを目的とした「世界のウチナーンチュの日映画祭」を名護市立中央図書館AVルームで開く。両日ともに、映画・ドキュメンタリー番組を2本ずつ放映するほか、トークショーも開かれる。同協会の比嘉拓人さん=写真左=と名護市秘書交流課交流係の大城重浩係長=同右=が琉球新報北部支社を訪れ、多くの来場を呼びかけた。
 28日は、ドキュメンタリー作品の「まぶいぐみ」や、沖縄テレビで放送されていた番組「沖縄発われら地球人」で名護市の姉妹都市ロンドリーナを取材した回を放映する。番組のホスト役だった前原信一さんの講演会もある。29日は神奈川県横浜市の鶴見区を舞台とした映画「だからよ~鶴見」、三線職人の技や思いなどを映した映画「SANSHIN~三線~」を放映。「SANSHIN」の本間章子監督、三線職人によるトークショーも開かれる。
 比嘉さんは「映画を通して、沖縄の文化を大切にしている移民の方々の姿も見ていただきたい」と話した。入場は無料だが、席の関係上、予約が優先となる。問い合わせは名護市国際交流協会、電話090(6864)9337(平日のみ)。  (池田哲平)