米兵7人に感謝状、交通事故の二次被害防ぐ 国道58号で「とっさに行動、訓練生かせた」 沖縄・浦添署


米兵7人に感謝状、交通事故の二次被害防ぐ 国道58号で「とっさに行動、訓練生かせた」 沖縄・浦添署 砂辺操浦添署長(左から2人目)から感謝状を受け取った米海兵隊員ら=9月27日、浦添署
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 【浦添】浦添署(砂辺操署長)は9月27日、8月に浦添市勢理客の国道58号で発生した車両2台が絡む人身事故で、負傷者の救護や交通整理をするなどして二次被害防止に貢献したとして、米軍キャンプ・シュワブ所属の在沖米海兵隊員6人と那覇市の自営業男性への感謝状贈呈式を開いた。

 感謝状を贈られたのは在沖海兵隊の3等軍曹マーク・スチュワートさん(23)、いずれも伍長のローガン・ベランジャーさん(22)、アイザック・ブリタインさん(21)、デビン・バックさん(20)、キアヌ・グリーリーさん(21)、デービッド・ヘインズさん(30)と、ロードサービス業「琉推」代表の又吉勝さん(48)。

 浦添署によると、7人は車を止めて、負傷者の止血をするなどの応急手当をしたり、横転した車両を元に戻したりするなどしたという。

 出席した海兵隊員の3人と又吉さんの代理男性に、砂辺署長が感謝状を手渡した。

 感謝状を受け取ったブリタインさんは「事故を見てとっさに行動を取った。応急措置の訓練が生かせた。当たり前のことをしたとの思いだが、感謝状を光栄に思う」と話した。

 (大嶺雅俊)