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沖縄県警察学校を30人卒業 うるま、「県民に寄り添いたい」


沖縄県警察学校を30人卒業 うるま、「県民に寄り添いたい」 大城盛和校長(左)から卒業証書を受け取る知念啓巡査(中央)=29日、うるま市石川の県警察学校
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 【うるま】うるま市石川の県警察学校(大城盛和校長)は9月29日、初任科短期課程第65期の卒業式を催した。逮捕術などの術科や警察実務、基礎法学を学ぶ6カ月の在籍期間を終えた30人(男性20人、女性10人)の巡査が卒業証書を受け取り、同日中に配属先へ向かった。

 大城校長は式辞で「県民の期待と信頼に応える職務執行と、優しく思いやりのある豊かな人間性の両立を目指してほしい」と述べた。

 卒業生総代の知念啓巡査(27)は「同期と励まし合い、法学や実科訓練を乗り越えてきた。県民の皆さんに寄り添いたい」と決意を述べた。

 本部長賞を受賞した樋上まり巡査(23)は「人を思いやり、助け合うことの大切さを学んだ。被害者に寄り添える警察官になりたい」と語った。

 (西田悠)