野菜、学生コラボ商品人気　沖縄市　諸見里マルシェにぎわう

　【沖縄】沖縄市の諸見里自治会館駐車場で９月１７日、諸見里マルシェ（同実行委員会主催）があった。諸見里自治会や諸見里青年会ＯＢがブースを構えたほか、フードトラックや星槎国際高校（沖縄市諸見里）の生徒などが出店した。
　同マルシェは今年３月に続き２回目。１回目が好評で地域住民から開催を望む声が上がり、２回目を開催した。前回に引き続き多くの人でにぎわった。
　自治会のブースには、地域住民らが家庭菜園で育てた数種類の野菜が並んだ。星槎国際高校の生徒は手作りピザを販売した。地元レストランのｐａｓｓｏ（パッソ）が運営するフードトラックｐａｓｓｏには、専門学校日経ビジネス（沖縄市諸見里）の生徒とのコラボ商品がお目見えした。
　生徒が授業の一環で商品開発に取り組み、同店が協力した商品。県内でフードロスが多いとされる牛乳、おから、黒糖を使用して考案し、当日は黒糖ティラミス、おからｄｅタコライス、黒糖ゼリー烏龍ラテの３種類の商品を販売した。生徒も会場で商品をＰＲし販売を手伝った。
　諸見里自治会の知念花代子会長は「地域の方から集まった家庭菜園などの野菜、学生のコラボ商品、学生が焼いた手作りピザ、いろいろな人たちが集まってまちやぐわーを楽しんでくれた。今後も継続していきたい」と話した。　（中川廣江通信員）