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仲井真小、石嶺小 合唱で全国へ 九州コンクール大賞、金賞 来月福岡で大会


仲井真小、石嶺小 合唱で全国へ 九州コンクール大賞、金賞 来月福岡で大会 金賞を受賞した那覇市立石嶺小学校合唱団と顧問の下地なを美教諭(左)=9月27日、那覇市の同校(提供)
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【那覇】9月23日に熊本県立劇場コンサートホールで開催された、第78回九州合唱コンクールの小学校部門で、那覇市立仲井真小学校(金城和也校長)合唱団が金賞を受賞し、小学校部門の最高に当たる朝日新聞社大賞に輝いた。那覇市立石嶺小学校(大村朝彦校長)合唱団も金賞を受賞。両合唱団は11月に福岡県で開催される全国大会の切符を手にした。
 同コンクールには、九州・沖縄から地区予選を勝ち抜いた合計29団体が出場した。12団体が金賞に選ばれ、上位9団体が全国大会に推薦された。沖縄からは8団体が出場し、両合唱団のほかに西原町立坂田小学校音楽部と八重瀬町立東風平小学校音楽部・与那原町立与那原小学校音楽部も金賞を受賞。沖縄から合計4団体が金賞に選ばれた。坂田小は宮崎県連理事長賞を、東風平小・与那原小は大分県連理事長賞を受賞した。
 仲井真小合唱団団長の新里吏功さん(6年)は「みなさんの応援とみんなの頑張りで金賞をいただいた。坂田小や東風平・与那原小のみなさんが泣きながら『頑張ってね』と言ってくれたから、全国大会ではその応援にもしっかり応え、全力で挑みたい」と意気込みを語った。
 石嶺小合唱団団長の岩本しずくさん(5年)は「沖縄代表としてたくさんの方々に歌を届けられてうれしかった。会場が大きくて声が届いているか不安もあったが、今まで頑張ってきたことを評価していただき、歌が届いていることを実感できた。私たちは16人で他と比べて人数が少なく圧倒されることが多かったが、そこを強みとして全国大会では楽しみながら頑張りたい」と話した。(中川廣江通信員)