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ヤシ通し、つなぐ絆 名護、石垣に苗贈る


ヤシ通し、つなぐ絆 名護、石垣に苗贈る 中山義隆市長(左から3人目)にヤエヤマヤシの苗木を手渡す岸本直也会長(同4人目)=9月27日、石垣市役所
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 【名護・石垣】「名護21世紀ビーチに千本のヤエヤマヤシを植える会」(岸本直也会長)は9月22日、名護市の21世紀の森公園内にヤエヤマヤシの木4本を新たに植え付けた=写真(上)。8月4日の「ヤシの木」に合わせた植樹で、台風の影響によって延期となっていた。15年ほど前から植え付けたヤシは、およそ1200本に上るという。同27日には活動を通じて交流してきた石垣市へ、同会からヤシの苗木5本が贈呈された=写真(下)。
 植樹は前会長の故・屋部高志さんが「100年先を見据えた緑豊かな名護のまちにしよう」と始めたもので、22日の植樹は屋部さんの家族や会社関係者らがヤシを丁寧に植え付けていた。
 27日には岸本会長らが石垣市役所に中山義隆市長を訪ね、苗木を寄贈した。岸本会長は「花いっぱい緑いっぱいの街作りをしてほしい」と託した。 (池田哲平、照屋大哲)