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献血ゴーゴー!楽しく学び 南城 赤十字、園児に紙芝居


献血ゴーゴー!楽しく学び 南城 赤十字、園児に紙芝居 紙芝居で「ゴー、ゴー!」と声を上げる子どもたち=6日、南城市玉城屋嘉部の玉城こども園
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 【南城】県赤十字血液センターは6日、南城市玉城屋嘉部の玉城こども園で献血の啓発を目的に紙芝居「GOGOけんけつカー」の読み聞かせを実施した。3~6歳の園児約160人が紙芝居を通して、楽しみながら献血の大切さを学んだ。
 紙芝居は、なは市場振興会(新里俊一理事長)が制作した。サルの「さすけ」と犬の「なはち」が「けんけつカー」に乗って、血液をあげたりもらったりする内容。子どもたちは血液を届けようと走る献血カーに「ゴー、ゴー!」とかけ声をかけた。
 キャラクターのさすけと、なはちが実際に登場すると、子どもたちは歓声を上げてハイタッチした。
 県赤十字血液センターの宮崎晃さんは「献血で元気な人から血液を分けてもらって、元気のない人を助けてあげるよ」と紹介し、「大きくなったら献血してくれるかな」と質問した。児童たちは元気に「はーい」と返事をした。大城晴姫さん(6)は「楽しかった。血を分けてあげたいと思った」と笑顔になった。
 (上江洲仁美)