【西原】西原町の内間自治会(与儀善一会長)の野呂殿地(のんどぅんち)で9月23日、敬老会と夏祭りが開催された。子供会のダンス、日舞や琉舞、旗頭や獅子舞、エイサー披露のほか、プロジェクターなど豪華賞品が当たる大抽選会、子どもたちへの200個の菓子パンのプレゼントなどがあり、最後は花火という多彩なプログラムだった。
与儀会長によると最高齢は100歳で、80歳以上の41人のうち、15人が参加した。
与儀会長は「内間は200世帯弱の小さな自治会だが祭りは大きく、先人が引き継いできた旗頭や守り神の獅子舞、そしてエイサーもある。今日は楽しんで最後まで盛り上がろう」とあいさつした。
敬老者を代表して新川千代子さん(87)は「自治会長と青年会・OBがこの催しをやってくれている。ありがとうと感謝の拍手を送りたい。私たちも長生きして内間のために頑張る」と元気に述べた。
獅子舞は、敬老者の皆さんにあいさつをした後、舞台に上り演舞した。広場を回っている時は子どもたちが親しみを込めて横腹などをなでて喜んでいた。
上間民子さんは「昔の先輩方が、内間の獅子は女の子で、西原一番のちゅらかーぎーと言っていたよ」と笑った。
(小波津昭子通信員)