【名護】名桜大学地域連携機構は11月2日、「保健・医療・介護データを活用した医療費抑制等効果に関する講演会」を同大学多目的ホールで開く。名桜大は2018年度から、北部地域の20~64歳を対象に、無料の「やんばる版プロジェクト健診」を実施しており、蓄積したデータや各市町村の情報を突き合わせ、疾病予防対策による医療費や介護給付費の抑制について考える。
名桜大の木暮祐一広報室長(健康情報学科教授)=写真右=と同大入試・広報課の宮城光希さん=同左=が琉球新報を訪れ、来場を呼びかけた。基調講演は東京大大学院薬学系研究科の正路章子さんが、プロジェクト健診のデータと国民健康保険や後期高齢者医療保険、介護保険データを突き合わせた分析の可能性について講演する。
シンポジウムには北部地区医師会業務執行理事の石川清和さん、名護市健康増進課地域保健係長の當間晶子さんが登壇し、議論を深める。参加費は無料で、イオン名護店からシャトルバスも運行する。問い合わせは名桜大地域連携機構、電話0980(51)1555。
有料
医療費抑制を考える/来月2日、名桜大で講演会
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琉球新報朝刊
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