【宜野湾】宜野湾市立宜野湾中学校は4日、台北市立懐生国民中学校の生徒ら17人を招き、交流会を開いた。県と沖縄観光コンベンションビューローが実施する海外教育旅行の誘致促進事業の一環。両校の生徒らはバドミントンを通して交流した。
交流会のセレモニーで宜野湾中生徒会長の牧志碧さん(15)は「初めての国際交流で緊張しているが、仲を深めたい。日本を楽しんでほしい」とあいさつした。懐生国民中のチェン・チェンイ校長は同校について「台北の中心にあり、約310人が通うにぎやかで小さな学校だ」と説明した。また「機会があれば台湾にもぜひ遊びに来てほしい」と述べた。
セレモニーの後、両校の生徒は体育館に移りバドミントンで交流した。言葉は通じないものの、スポーツを通して仲を深め、笑顔であふれた。
学校で習った英語で熱心にコミュニケーションを取ろうとした首里心菜さん(14)は「英語は得意ではないが、伝えようとしたことが分かってもらえるとうれしかった」と話した。初めて沖縄に訪れたというクオ・チェンヨンさん(13)は「日本語を勉強したいと思った。また沖縄に来て、皆さんと話したい」と笑顔で語った。 (名嘉一心)
台北市立懐生中学校と宜野湾市立宜野湾中学校の生徒ら=4日、宜野湾市赤道の市立宜野湾中学校
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台湾・懐生国民中学校生招く 宜野湾中でバドミントン交流
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琉球新報朝刊
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