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伊江小で「人権の花」 ナデシコの苗植え付ける


伊江小で「人権の花」 ナデシコの苗植え付ける 「人権の花」を植え付ける児童と関係者ら=12日、伊江小学校体育館
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 【伊江】花の栽培を通して思いやりの心や人権意識を身に付けてもらおうと「人権の花」の植え付け式が12日、伊江小学校(島袋洋校長)であった。全校児童109人や玉城洋之村教育長、那覇地方法務局名護支局の石垣優支局長、人権擁護委員らも参加し、関係者がナデシコの苗をプランターに植えた。
 玉城教育長は「この運動を通して家族や友達を大切にして思いやりのある人になってほしい」と呼びかけた。石垣支局長は「お友達と一緒に水かけなどで愛情を注いできれいな花を咲かせてほしい」と期待した。
 児童を代表して平敷杏心さん(6年)は「みんなで協力して世話することを大切にし、全校児童で花が咲いたときの喜びを分かち合いたい」と感想を述べた。
 伊江小のほか、村内の西小や伊江中でサルビアやマリーゴールドの苗など約1200株を育て、12月6日には西小学校で「人権の花」の開花式が行われる。
「人権の花」を植え付ける児童と関係者ら=12日、伊江小学校体育館