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渡具知さんカジマヤー 名護市長も訪れ盛大に祝う


渡具知さんカジマヤー 名護市長も訪れ盛大に祝う 渡具知フミさん(前列右)のカジマヤーを祝う渡具知武豊名護市長(同左)と施設職員=名護市宇茂佐のデイサービスやんばる
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【名護】名護市宇茂佐のデイサービスやんばるに通う渡具知フミさん(95)=名護市大北=のカジマヤー祝いが12日、同所で開かれた=写真。娘2人や渡具知武豊名護市長も訪れ、踊りや歌「笑い福い節」を交えて仲間の利用者や職員らが盛大に祝った。
 長女の安田弘美さん(63)、次女の伊佐紀子さん(61)によると、フミさんは5男4女を育て上げ、服のリメークが得意で、今でも自ら針に糸を通す。安田さんは「うちの母は見ての通り元気です。これからもお世話になります」と語り、参加者に紅白まんじゅうを振る舞った。
 フミさんがマイクを握り「皆さんでお祝いをしてくれる。どうぞよろしくお願いします」と開会のあいさつをすると、衣装を着た職員が「かぎやで風」を踊った。渡具知市長が額縁入りの写真を贈呈し、施設を代表して稲嶺友之館長が「元気で長生きされている姿を見ると、私たちも希望が出ます」と笑顔であいさつした。 (増田健太)