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障がい者も音楽楽しんで 12月3日、宮古でコンサート


障がい者も音楽楽しんで 12月3日、宮古でコンサート 申し込みを呼びかける琉球フィルハーモニックの上原玲子さん(左)とゆいまーるミュージックプロジェクトメンバーの照屋尚子さん=20日、那覇市の琉球新報社
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 【宮古】障がいのある人やその家族もクラシック音楽を楽しめる「美らサウンズコンサート2023」(文化庁主催)が12月3日、宮古島市のマティダ市民劇場である。40人編成の「琉球フィルハーモニックオーケストラ」による演奏でクラシック音楽や沖縄音楽、ゲーム音楽などを披露する。ゲストに砂川昌太郎さん(歌三線)を迎えて「漲水のクイチャー」を共演する。
 会場では難聴者をサポートするため、マイクを通した音を補聴器から聞き取れるヒアリングループ補聴援助システムや、公演者の会話を文字起こしソフトと手元のスマートフォンで確認できるなどの取り組みもある。演奏中の出入りも自由。琉球フィルハーモニック事務局の上原玲子さん=写真左=は「オーケストラの音色を宮古島の方たちにも楽しんでいただきたい」と話した。
 入場無料で事前予約制。午後0時30分開場、午後1時半開演。一般予約は11月15日から。問い合わせは琉球フィルハーモニック事務局、電話080(6489)3048。