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子と地域の仕事つなぐ 今帰仁で「ちなじゅん祭」


子と地域の仕事つなぐ 今帰仁で「ちなじゅん祭」 子どもたちと地域の仕事をつなぐことなどをテーマとした「ちなじゅん祭」で物販などをする事業者ら=8日、今帰仁村総合運動公園
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 【今帰仁】子どもたちと地域の仕事をつなぐお祭り「ちなじゅん祭」(Nakijin good crew主催)が9日、今帰仁村総合運動公園であり、村内外から多くの親子連れが訪れた=写真。飲食やグッズの販売、ステージでは子どもたちによる多彩な演目などが披露された。
 「ちなじゅん」とは沖縄の言葉で「つなぐ」の意味。祭りを通して事業者同士や、事業者と住民、子どもたちの輪を広げようと昨年から開催された。今回は約40事業者が出店し、地域の特産品を生かした料理やスイーツ、植物などが並んだ。ドローンや草編み体験などのワークショップもあった。
 主催者代表の石嶺美奈実さん(36)は「(都市部ではない)今帰仁で仕事ができないと思っている子どもたちも多い。祭りに出店している人のほとんどが地域で頑張っている事業所で、仕事と子どもたちをつなぐことを目指している。祭りを通して、交流を深めていってほしい」と話した。 (池田哲平)