有料

「正しい歯磨き分かった」 伊江・西小 親子でブラッシング指導


「正しい歯磨き分かった」 伊江・西小 親子でブラッシング指導 歯科医からブラッシング指導を受ける児童ら =13日、伊江村立西小学校体育館
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【伊江】伊江存立西小学校(赤嶺美奈子校長)は13日、同校体育館で、自らの口腔内の状態を確認するとともに、より良い歯磨きの方法について学び、虫歯や歯肉炎の予防に努めることを狙いとした「ブラッシング指導」を行った。学校歯科医の池口伸之さんが講師を務め、スタッフ3人が指導した。この日は授業参観を兼ね保護者も参加した。
 池口さんは「歯科検診の結果で歯磨きの状態が良くない子どもたちが多いと感じた。プラークがついたままだと虫歯や歯肉炎になる。プラークは上手に歯磨きすれば取れるので、正しい磨き方を親子で知ってほしい」と話し、「ゴシゴシではなく優しくシャカシャカ」などと説明した。また大切なこととして「6歳臼歯を守る」「フッ素を上手に使う」「1日最低2回、2~3分以上鏡を見て磨く」などと話した。
 2年の松田條矢さんは「6歳臼歯は大事であることや、正しいブラッシングの方法が分かった」、4年の大石麗さんは「これまで歯ブラシは1分くらいで終わっていたけど、黄ばんだり虫歯になったら嫌だから、これからは時間をかけて歯ブラシが上手にできるように頑張りたい」、6年の屋宜美海さんは「歯ブラシを替える時期や、正しい磨き方を学んだので、これから磨き残しがないように気をつけたい」などと感想を述べた。 (知念光江通信員)
歯科医からブラッシング指導を受ける児童ら =13日、伊江村立西小学校体育館