【動画&写真特集】「パパ、パパ、おうちに帰る!」 パーントゥに泥塗られ、泣き出す子ども、笑顔の大人 宮古島


【動画&写真特集】「パパ、パパ、おうちに帰る!」 パーントゥに泥塗られ、泣き出す子ども、笑顔の大人 宮古島 集落の外れにある「ンマリガー(生まれ井戸)」から現れた仮面神パーントゥ3体=25日、宮古島市平良島尻
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【宮古島】宮古島市平良島尻で25、26の両日、異形の仮面神が泥を塗りながら集落内の厄払いを行う「パーントゥプナハ」が行われた。泥を塗られた大人は笑い、子どもたちの中には泣き出す子もおり、笑いと泣き声が集落にあふれた。パーントゥープナハに先立ち、24日には、邪気や病気を追い払う伝統行事「スマッサリ」が執り行われ、集落の出入り口など8カ所に豚の肉を付けた縄を設置し、厄を払った。使用した縄は早朝から住民がススキの葉を編んで作った。祭事の様子を写真で振り返る。(友寄開)

「パパ、パパ、おうちに帰る」と訴えるも、パーントゥに泥を塗られ、泣き出す子ども
民家の庭で食事を楽しんでいた住民らに厄払いの泥を塗るパーントゥ
島尻漁港に停車した車の厄払いも怠らないパーントゥ
子どもの厄払いを終えて笑顔の母親(右)と泣き出す子ども
厄を払うため集落の出入り口に豚肉を付けた縄を設置する伝統行事「スマッサリ」に使用する縄を編む住民ら=24日