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歌三線、多彩な芸能堪能/南城文化協「するてぃ遊ば」公演


歌三線、多彩な芸能堪能/南城文化協「するてぃ遊ば」公演 南城市文化協会古典音楽、琉球舞踊部による「かぎやで風」を奏で、舞を披露し幕開け=15日、南城市・シュガーホール
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 【南城】「第16回芸能公演~東四間切するてぃ遊ば~」(南城市文化協会主催、南城市・市教育委員会共催)が15日、南城市文化センターシュガーホールで開催された。コロナ禍を越え、歌三線に乗せて舞う芸能を楽しもうと、大勢の会員や市民らが会場を訪れ満席状態だった。
 三線、琴、太鼓、笛、胡弓総勢約40人が「かぎやで風」などを演奏し、中高校生6人が踊って幕開け。大きな拍手が送られた。一条琉一条玉峰日舞教室の日本舞踊、古謝徳子琉舞研究所の「ナークニー汀間当」のほか八重山民謡、ハワイアンフラなどが次々と演じられた。
 城間喜美子琉舞教室、金城幸子琉舞練場、薫流瑞鼓の会、大城和枝大正琴教室、城間直美琉舞研究所なども舞台を彩った。
 東方沖縄語会(あがりかたうちなーぐちかい)の長嶺ジョン翔生さんと親川秀光さんは「しまくとぅば」で語り、最後は華やかなハワイアンフラで観客を魅了して幕を下ろした。 (知花幸栄通信員)

南城市文化協会古典音楽、琉球舞踊部による「かぎやで風」を奏で、舞を披露し幕開け=15日、南城市・シュガーホール