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南大東で産業まつり マグロ解体や角力大会も


南大東で産業まつり マグロ解体や角力大会も (上)南大東村産業まつりでの漁協によるマグロの解体ショー(下)まつりのテープカット=14日、南大東村
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 【南大東】第31回南大東村産業まつり「ボロジノフェア」(同実行員会主催)が14日、同村の農協前広場からふれあい広場までを会場として開催された。
 力強い大東太鼓の響きで開会した。新垣利治村長は「産業まつりは事業者の振興、生産物の供給拡大、未利用の資源の活用等を、地域が一体となって見つめ、創意工夫、育てていくこと、産業を向上させることにある」とあいさつした。商工会の垣花恵忠会長は「地域に活力を与えて、産業の振興に良い影響を与えるものと確信している」と話し、4年ぶりの開催を喜んだ。
 17の事業所や団体がブースを構えた。農業資材、農機具、特産品の展示販売、漁業組合によるマグロ解体ショー、ガチャポン等があり、にぎわった。「男たち、アンマーたち熱い戦い」のテーマで第20回ボロジノ角力大会(村青年連合会主催)も行われ優勝者にはマグロが1本贈られた。
 夜は「第40回納涼まつり」(村青年連合会主催)が行われた。村民らは屋倉を囲み、浴衣姿で盆踊りを踊った。夜空に大輪を咲かせる色とりどりの花火が打ち上がると見物客は歓声をあげていた。 (池田羊子通信員)