知念覚市長（右）に要請書を手渡す賀数博会長＝24日、那覇市役所
渡真利 優人 【那覇】子どもが車中に置き去りにされる事案が県内外で発生していることを踏まえ、社会福祉法人立保育園那覇市園長会（賀数博会長）は24日、那覇市役所に知念覚市長を訪ね、市が防止策を啓発するよう求める要請書を手渡した。
要請では、子どもが置き去りにされているのを見かけた場合は迅速な対応をするようにとのメッセージを市長から保護者や市民向けに発信するよう求めている。賀数会長は「車への置き去りは子どもを保育園に送ったつもりだったという勘違いで起きている」と話した。
知念市長は「市のホームページなどを通じて発信できないか検討したい」と語った。
6月には那覇市にあるスーパーの駐車場で、男児が1人で乗車し、その車が盗まれる事件が発生している。
（渡真利優人）
