【沖縄】地域の文化財や素晴らしさを学ぶ古謝自治会(知念信恒会長)の「古謝村(こじゃむら)まーい隊」が14日にあり、区内の学童クラブの子どもたちを中心に約30人が参加した。
2回目の今回は「人が生まれてから葬式までの文化財を学ぶ」のがテーマ。案内講師は元学校長で市認定観光ガイドの宮城仁さん(66)。
同区は多くの市指定文化財がある。まず公民館で古謝の成り立ちが5千年前で、現在の人口が約6千人で市内5番目の規模であることなど区の変遷を学習した。
その後、子どもが生まれた時に使うウブガー(産湯泉)、遺体を清めるソーリガー(井泉)、葬式で遺体を運ぶ葬具の龕(がん)を保管するガンヤー、さらに集落の繁栄、住民の無病息災、五穀豊穣(ほうじょう)を祈願するカミヤー(神屋)、各拝所を巡回。その間、県内では珍しい前足を水平に伸ばした立像シーサーや石敢當、また黒木やシークヮーサー、グヮバ、桑の植物相も観察した。
(岸本健通信員)
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古謝まーい 文化財学ぶ/沖縄市/子どもら30人、歴史学習も
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