【西原】9月に県しまくとぅば普及功労者として表彰された西原町の喜屋武ハツ子さん(84)が10月3日、崎原盛秀町長と新島悟町教育長を町役場に訪ね、受賞を報告した。同町文化協会しまくとぅば部会の喜屋武さんは、西原南小学校のしまくとぅばクラブで児童たちに楽しく指導している。
喜屋武さんは「功労賞もらうということは、わん(私)にとっていっぺー、かふぅ(果報)んち、うむ(思)とーいびーん。んな(皆)のおかげ、したたかにふぇーでーびたん(大変ありがとう)」と流ちょうに語った。また「えーさちやいんちゃく、ぬちぇー長く(あいさつは短く、命は長く)」とあいさつし、笑いに包まれた。
崎原町長は「おめでとう。ハツ子さんはいろんな場所でしまくとぅばで表現して子どもたちも喜んでいる。人生は100年時代だが、120歳まで長生きして後輩たちに教えてください」と激励した。
(小波津昭子通信員)
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しまくとぅば指導表彰 西原、喜屋武さんに功労者
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琉球新報朝刊
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