【本部】本部町瀬底の宮城佐枝子さんがカジマヤーを迎え、10月21日、瀬底島で道ジュネー(パレード)、瀬底集落センターで祝賀会が行われ祝福された。
自宅前の道ジュネー出発式では子ども、孫たちが白や赤色のスタッフウエアを着用して100人余りが出発、瀬底島内を道ジュネーして地域住民からもお祝いされた。祝賀会は同区の瀬底集落センターで行われ、家族や親戚、関係者ら多数が参加してカジマヤーを喜んだ。
お祝いの席では次男の辰也さんが佐枝子さんを紹介した。佐枝子さんは瀬底島で生まれ育った。9人の子どもに恵まれ農業をしながら育て上げた。孫31人、ひ孫58人、やしゃご1人と子宝に恵まれた。長生きの秘訣(ひけつ)は「なんでもおいしくよく食べる。子どもたち、孫たちと楽しくしゃべること」と話した。
県政策調整監の島袋芳敬さんによる乾杯の音頭、瀬底区長の内間清彦さんがお祝いの言葉を述べた。舞台では子どもや孫たちによる踊りや歌三線、区民による鳩間節、鶴亀節の踊りもあった。本部町瀬底青年会、名護市屋部若獅子会による総勢50人のエイサーもあり、盛り上がった。
長男の達彦さんは「私たち子どもや孫たちを大きく成長させてくれてありがとうございます。健康で長生きしてほしい」と話した。
(上間宏通信員)