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金城次郎館で厨子甕展 南城市、12月31日まで


金城次郎館で厨子甕展 南城市、12月31日まで 第4回展示「寒露の候―厨子甕展」の作品に見入る来場者=南城市知念山里の金城次郎館
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 【南城】南城市知念山里の金城次郎館が、12月31日まで第4回展示「寒露の候―厨子甕(ずしがめ)展」を開催している=写真。かつて、洗骨を済ませた遺骨を収納するために用いた厨子甕や、傘立て、花瓶など金城さんの作品23点を、沖縄の暮らしの中の一部として芭蕉布の着物などと共に展示している。
 入場無料のミュージアム・ショップでは宮國榮一さんの酒器展「金城次郎に学ぶ」を11月12日まで開催。開館は日曜日のみで、正午から午後5時まで。「寒露の候」は入館料1500円。問い合わせは久高民藝店、電話098(861)6690。 (藤村謙吾)