伊是名在住の名嘉希さんは、8~10月はアーラミーバイを狙って月2回のペースで釣りに出かけ、これまで30キロ級の大物を数匹釣り上げた実績を持つ大物釣り師。10月19日も午後8時ごろから、島のマル秘ポイントで竿(さお)を出した。
冷凍した特大グルクマーを餌に、大物仕掛けを遠投してアタリを待った。何のアタリもないまま、午前0時少し前に、いきなりがまくえインパルス100号が海面に向かって突き刺さり、対大物用にパワーハンドルに改造したペン9/0のリールから道糸が5メートルほど引き出された。竿に飛びつき、左手で道糸を引き抜きながら、必死にリールを巻いた。
途中、一度大きく抵抗したが、強烈な引きに耐えた。
2分ほどで足元まで引き寄せ、ギャフを打つことに成功したが、1人で堤防の上まで引き上げるには重すぎる。その様子を見ていた隣の釣り人が応援、2人がかりで引き上げたのが、自己記録となる126センチ、43.3キロのアーラミーバイだった。この時の様子はユーチューブの「のーむビッグゲーム」で見ることができる。
10月22日、全国水辺感謝の日に合わせて、GFGのメンバーを主体に日釣振のメンバーも加わって、港川漁港と熱田漁港、名護漁港を114人のボランティアが清掃した。
(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)