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南風原・喜屋武でハロウィーン 仮装楽しみ、地域散策


南風原・喜屋武でハロウィーン 仮装楽しみ、地域散策 ハロウィーンに合わせて開かれた喜屋武集落の散策イベントで琉球舞踊を見学する参加者たち=10月22日、南風原町喜屋武
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 【南風原】仮装してハロウィーンの雰囲気を楽しみながら、芸能が盛んな喜屋武集落を散策する「ハロウィンin南風原・きゃんさんぽ」(南風原町観光協会、南風原町主催)が10月22日、行われた。昼と夕方の2回行われ、合計で40人余りが参加。警察官や魔女、ヒーローの格好をした親子たちが、集落を回ってスタンプを集めながら、織物や綱曳(ひ)き、舞踊などについて学んだ。
 喜屋武で生まれ育った大城逸子さんがガイドを務めた。途中、綱曳きのドラ打ちやたいまつの炎と歩いたり、南風原花織や琉球絣の工房を見学したりした。琉球舞踊の道場では「鳩間節」などの踊りを見学。伝統楽器「四つ竹」を鳴らして踊りに参加した。最後は、集落内の大木から菓子が降ってくる仕掛けもあり、子どもたちは夢中になってキャッチしていた。
 野原慈乃さん=翔南小4年=は、友人の堀毛あかねさん=同、ひかりさん=同2年=姉妹と一緒に、魔女の帽子やマントを着けて参加。3人は「踊りが上手だった」「機織りは初めて見た。やってみたい」「木からお菓子が落ちてきたのが面白かった」などと話した。
 (岩崎みどり)