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「フォトブース」を披露 国頭、持ち運び可能、自然PR


「フォトブース」を披露 国頭、持ち運び可能、自然PR 披露されたフォトブースを写真に収める関係者=10月13日、国頭村民ふれあいセンター
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 【国頭】やんばる3村世界自然遺産協議会とやんばる3村観光協議会は10月13日、世界自然遺産に登録されたやんばるの森をPRするフォトブースを、国頭村民ふれあいセンターで関係者向けに初披露した=写真。
 持ち運び可能な組み立て式で、10月26~29日に大阪府で開催されたツーリズムEXPOジャパン2023をはじめ、県内外のイベントで使われる。横が2メートル、奥行きが2メートル、高さが2.2メートル。
 地元写真家が撮影した森や星空の写真をベースに、ヤンバルクイナやヤンバルテナガコガネの模型などがちりばめられ、森の音や植物の匂いも機械で再現した。やんばるに興味を持つきっかけにしてもらおうと「SNS映え」を意識した。
 予算は約200万円。村内に事業所を持つデザイン広告会社エイムプランニングが製作した。世界自然遺産協議会事務局の平良政幸さんは「たくさんの人がブースを活用した写真をSNSで発信することで、やんばるを知るきっかけになってほしい」と願った。 (武井悠)