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園児らラグビー親しむ 国頭、合宿チームがクリニック


園児らラグビー親しむ 国頭、合宿チームがクリニック ラグビーボールを使ったゲームを楽しむ子どもたち=10月16日、国頭村のかいぎんフィールド国頭
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【国頭】ラグビーのリーグワンに所属するレッドハリケーンズ大阪(大阪府)は10月16日、くにがみこども園の園児を対象にしたラグビークリニックを国頭村のかいぎんフィールド国頭で開催した。
 沖縄は、アジア各国のハブを目指す立地などスポーツの世界大会誘致に最適な要素を有する一方で、ラグビー人口が伸び悩む。その沖縄で、子どもたちにラグビーの楽しさを知ってもらうことなどが狙い。
 園児は扱い慣れないラグビーボールに苦戦しながらも、ボール集めゲームやリレーを楽しんだ。ゲーム後には実戦形式で練習する選手の様子を見守り、迫力あるプレーに驚きの声が上がった。根間陽大ちゃん(6)は「ラグビーボールを使ったリレーは初めてで楽しかった」と笑った。
 レッドハリケーンズ大阪は2022―23シーズンに3部で優勝し、12月から始まる来季は2部に昇格する。秋季合宿は19年から県内で実施しており、国頭村での合宿は3回目。今年は10月10日から17日まで実施した。
 チームでプロモーション兼広報を務める才口將太さん(37)は「健康で元気に体を動かし、スポーツに接してほしい」と願った。 (武井悠)