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景気いい“もうかる”理容室 多良間 豊見山さん営む「毛刈館」


景気いい“もうかる”理容室 多良間 豊見山さん営む「毛刈館」 ユニークな店名が目を引く理容室「毛刈(もうかる)館」=多良間村塩川
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【多良間】多良間村塩川に売り上げが好調そうな理容室がある。店名は「毛刈(もうかる)館」。自宅敷地内に同店を構える店主の豊見山常弘(じょうこう)さん(71)が名付けた。
 豊見山さんは15歳で多良間島を出て、大阪で理容師の専門学校に通いながら、理容室で見習いとして腕を磨いた。25歳の時に浦添市の神森小学校近くに自身の店「毛刈館」を開店。店名は、豊見山さんが大阪府で見習いとして働いていた店舗から受け継いだ。25年ほど営業を続け、2000年に故郷に「毛刈館」を移転し、営業を続けている。
 豊見山さんは「響きがいいでしょ。気に入っていたからその名前にした」と語る。「もうかっていますか」の質問に「まあまあじゃない。妻と2人で暮らす分には困っていない」と笑った。 (友寄開)