【名護】名護市の姉妹都市であるハワイ郡ヒロ市と、同郡コナ市の高校生6人が10月10日、名護市立大宮中学校を訪れ生徒らと交流した。英語で相手とやりとりをするすごろくゲームや給食を通じ親睦を深めた。
名護市の中学生は毎年、夏に海外短期留学派遣事業でハワイ島やオアフ島を訪れ、ホームステイなどを通じて現地の生徒と交流している。一方でハワイ郡の高校生が名護市を訪れたことは、これまでなかった。今回の交流はハワイ側から、ハワイの子どもたちも沖縄で文化交流できるプログラムを実施したいとの要望を受けて実現した。
交流事業は15歳と16歳の生徒のほか「Hui Okinawa」(ヒロ沖縄県人会)の会長ら8人の引率者が参加した。曽祖父が沖縄からハワイに移住したナコア・イゲさん(16)は「自分のルーツを知ることができて興味深い」と笑った。中学校での授業については「しっかりとスケジュールが組み立てられていた。ゲームはとても楽しかった」と振り返った。
生徒らは那覇市や久米島町も訪問した。 (武井悠)
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ハワイの高校生と交流 名護 大宮中生、ゲーム通じ親睦
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琉球新報朝刊
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