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歌舞や料理で高齢者元気に/国頭・佐手地区「毛あしび」


歌舞や料理で高齢者元気に/国頭・佐手地区「毛あしび」 婦人会が披露した余興「わしたウチナーけんさんぴん」=10月14日、佐手地区公民館屋外広場
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 【国頭】国頭村の佐手地区公民館屋外広場で10月14日、第15回佐手毛あしびが開催された。手作りのイベントで集落の高齢者を元気にしようと、成人会を中心に婦人会が協力してバザーを開き余興を披露した。
 イベントはコロナ禍により中止が続いたが4年ぶりに開催された。来場者の負担を軽減しようと飲食物を格安で提供した。来場者はつまみ全品100円と表示されたアイデア満載の料理に舌鼓を打ちながら、ステージを楽しんだ。
 舞台では大田多恵子琉舞研究所の新里代美子さん、大田舞花さん、知花麻美さんによる「鷲ン鳥」「谷茶前」「国頭みどり村」の琉舞が披露された。成人会の「よさこいソーラン節」や婦人会の「わしたウチナーけんさんぴん」など盛りだくさんの余興があった。宮城新一さん(辺野喜区)が歌三線で会場を盛り上げ、辺土名小の子ども会がきいやま商店の「アチサンサン」を元気に踊った。お楽しみ抽選会もあり大いに楽しんだ。
 ALTとして赴任しているランジ・オヤカワ・マベルさんは、国頭フォーク友の会メンバーの演奏で「三線の花」などジャンルの違う3曲を歌い上げた。見事な歌声に観客らは驚きの表情と会場から大きな拍手と声援が送られた。 (新城高仁通信員)