トウガンの中華漬けとゴーヤーのつくだ煮を使ったアレンジ料理
琉球新報朝刊 【伊江】伊江村生活研究会（友寄澄子会長）は10月21日、同研究会が販売している加工食品のトウガンの中華漬けとゴーヤーのつくだ煮を使ったアレンジ料理の試食会を伊江村旧ターミナルビルで実施した。この二つの商品について、化粧ラベルの制作も検討している。
生活研究会メンバーの荻堂美和子さんのレシピを参考に、5人がトウガンの中華漬けを使った、ちらしずしや巻きずし、春巻き、天津飯を調理した。ゴーヤーのつくだ煮を食材にした卵焼きなども作った。
試食会での一番人気は、トウガンの中華漬けを使った春巻きだった。トウガンの中華漬けの他に豚肉やタケノコ、春雨を入れ、しょう油、酒、砂糖、ショウガなどで味付けし、春巻きの皮で巻いて油で揚げた。カリっとした皮の食感と具材の甘辛い味、ジューシーさが合わさった一品になった。
地域の課題解決などを支援する「つなぐ商店teto」の大房千紘さんが試食会に関わった。大房さんからの「ただ品物を売るだけでなくレシピなども付けると、もっと商品の価値が上がり需要も増える」との助言で実施した。友寄会長は「自分たちが楽しみながらレシピを開発したい。活動が販路の拡大や売り上げの向上などにつなげられたらいい」と意気込んだ。
（知念光江通信員）
