【南風原】南風原町にある県立沖縄盲学校(内間秀樹校長)の運動会が10月29日に開催された。幼稚部から高等部まで約40人が白組と赤組に分かれ、ロープ走やリレー、エイサーなどに取り組んだ。保護者が声援を送り、運動場には子どもたちの笑顔があふれた。
ロープ走は、張ったロープに通したバトンを持って一直線に進む競技。小学部の児童がしっかりとバトンをつかみ歩行器を使って歩いたり、力強く走り抜けたりした。
端を固定したロープを引っ張り、円を描くように走る円周リレーやエイサーには、中学部と高等部が取り組んだ。
円周リレーはロープを緩ませずに走るのがポイントで、生徒らは一生懸命に走り、次の走者にバトンタッチした。高等部専攻科2年で生徒会長の冷水亮介さん(25)は「今日が一番早く走れた。練習の成果を発揮できた」と息をはずませた。
最後の全体ダンスでは、家族も交え、みんなで円になって手をつないだり、手をたたいたりして踊った。小学部3年の山内曖芦さん(8)は「団体演技で後転ができてうれしかった。(ロープ走では)楽しく速く走った」と笑顔をはじけさせた。 (上江洲仁美)
小学部の団体演技で縄跳びをする児童=10月29日、南風原町兼城の県立沖縄盲学校
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練習の成果 家族に披露 南風原 沖縄盲学校で運動会
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琉球新報朝刊
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