【名護】具志川商業高校(神谷和彦校長)はこのほど、自然探検を通し、エコツーリズムについて学ぶ実習を名護市内で実施した。リゾート観光科の生徒ら34人が参加し、「美ら島探検隊TREBO」の藤田朋之さんが講師となって、市内の滝までの沢や遊歩道を歩き、自然を体験した。
実習はエコツーリズムを学ぶことで、環境保全や地域振興について考える機会とすることを目的に実施された。生徒らは生き物を探し、写真を撮ると「点数」がもらえるゲームを楽しみつつ、多様な自然環境やオーバーツーリズムの問題などについて学んだ。
ツアーコンダクターを目指しているという、同校2年の伊藝麻莉亜さん(17)は「沖縄出身者でも知らなかった場所で、広めたくはないが、皆で一緒に回ってみて、魅力を伝えたいとも思った」と話した。田場菜々美さん(16)は「普段行かないような観光地を訪れ、沖縄にこんなに自然があることに驚いた」と話した。 (池田哲平)
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自然を体験、エコツー学ぶ 具志川商高 観光科34人名護で実習
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琉球新報朝刊
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