泡盛飲んでやんばる語ろう　同好会　北部１２酒造所提供、４００人盛況

　【北部】「泡盛を飲んで、ふるさとやんばるを楽しく語ろう」を合言葉に、やんばる地域の酒造所と泡盛ファンが一堂に会する第４２回やんばる泡盛同好の集い（やんばる泡盛同好会主催）が１０月１６日、名護市民会館中ホールで開かれた。当日は北部の１２酒造所が泡盛を提供し、駆けつけた約４００人の来場者らはおつまみを片手に飲み比べを楽しんでいた。
　コロナ禍を経て４年ぶりの開催。参加した名護市の渡具知武豊市長は「泡盛の良さを確認し合い、県外へ販路拡大をしていこう」とあいさつ。名護市で活動しているポールダンス世界チャンピオンのＫＡＮＡＫＯさんによるショー、屋部若獅子太鼓のエイサーなど多彩な演目が披露され、抽選会もあった。
　やんばる泡盛同好会の渡久地等会長は「４年ぶりの開催で心配していたが、多くの人に集まってもらった。それぞれの酒造所に魅力があるので、ぜひ泡盛を飲んでほしい」と話し、消費拡大を呼びかけた。（池田哲平）