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米国人とキャンプ 英語力UP 伊江 村内小中生 ゲームや料理通し学ぶ


米国人とキャンプ 英語力UP 伊江 村内小中生 ゲームや料理通し学ぶ イングリッシュイマージョンキャンプに参加したメンバー=10月22日、伊江村青少年旅行村
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 【伊江】10月21、22の両日、伊江村青少年旅行村で米国人ボランティアとの英語による交流「イングリッシュイマージョンキャンプ」があった。村内の小中学生18人、米国や日本で暮らす米国人のボランティア26人が参加して交流を深めた。キャンプは、英語を学ぶ小中学生を対象に実施している。ゲームや料理などをしながら、日常会話で英語を使うことによって英語に対する苦手意識をなくし、自信を深めることを目的としている。
 Encompass JAPAN(エンコンパス・ジャパン)が主催し、公文伊江・伊江西教室が協力した。公文伊江教室を経営する野村真理子さんは「ゲームや料理をすることで英語を使う環境を整え、子どもたちは積極的にコミュニケーションを取ることに挑戦し英語を楽しめるようになる」とキャンプの意義を語った。
 参加した伊江中3年の山里虹太さんは「小4の時から参加している。自らの考えを伝える単語が見つからないこともあったけれど、知っている別の単語を探して思いを伝えられた」と手応えを実感。知念優成さんは「少しずつ話しかけたら理解できた」、知念壮良さんは「だんだん英語の単語が浮かぶようになり、頭が英語脳になった気がした」とそれぞれ感想を話した。
 西小6年の金城幸花さんは「バレーやゲームなどを通して英語力が身に付いた。海外の友達もいっぱいできた」と話した。 (知念光江通信員)