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下地地区の芸能勢ぞろい 宮古島 継承の踊り披露、綱引きも


下地地区の芸能勢ぞろい 宮古島 継承の踊り披露、綱引きも 軽快な歌に合わせて両手に持った扇を動かす「佐渡おけさ」を披露する高千穂自治会のメンバー=10月15日、宮古島市の池原公園
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【宮古島】4年に一度、宮古島市の下地地区の伝統芸能などが一堂に会する第4回フェスティバル(同実行委員会)が10月15日、下地庁舎前の池原農村公園で開催された。伝統芸能や子どもたちのエイサーなどのほか、自治会対抗の綱引きなども実施され、会場はにぎわいを見せた。
 伝統芸能発表では、各自治体が継承してきた棒踊りや豊年音頭、国頭サバクイを参考に作られたとされる「ヨンシー」などが披露された。
 川満自治会は棒踊りと笠踊りを披露。棒を持った男性らは息を合わせて勇壮に踊った。高千穂自治会は戦前から同地区に伝わる「佐渡おけさ」を踊った。軽快な歌に合わせ、両手に持った扇を動かし、ユニークな動きで魅了した。
 下地地区地域づくり協議会の平良哲則会長は「多くの人のおかげでイベントが開催できた」と感謝を述べた。
  (友寄開)