石垣市出身で角川書店元専務の桃原用昇氏は6日、一般社団法人沖縄美ら島財団企画展「沖縄の染と織の至宝―桃原用昇コレクション―」の図録22冊を石垣市議会に贈呈した。
図録は現在、県立博物館・美術館で開催されている企画展に合わせ発行されたもので、桃原氏が20年かけて収集した沖縄の染・織物のコレクション112作品のうち87点が写真等で紹介されている。
同日午後、市議会事務局で行われた贈呈式で石垣市の﨑山晃教育長が桃原氏のメッセージを代読し、「企画展開催を契機に八重山の文化行政の見直しが急務である。新石垣市立八重山博物館・美術館の早期建設を超党派で結束して推進していただきたい」と要望した。
受け取った我喜屋隆次議長は「素晴らしい図録をいただき感謝する。議員各位に伝達したい」とし、博物館・美術館建設については「取り組める体制を構築したい」と述べた。
(八重山毎日新聞提供)
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染織「至宝展」図録贈呈 石垣市議会に桃原用昇氏
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琉球新報朝刊
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