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女性視点で防災学ぶ 西原町PTA連合会


女性視点で防災学ぶ 西原町PTA連合会 避難所備蓄倉庫の備蓄品を確認する参加者ら=西原町立西原南小学校(提供)
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 【西原】西原町PTA連合会(金城康治郎会長)はこのほど、防災をテーマに、避難所運営ワークショップを開いた=写真。日本防災士会沖縄県支部(古堅悟支部長)のメンバーが講師を務めた。避難場所と避難所の違いや、女性の視点で避難所運営の重要性について学んだ。
 座学では同支部顧問の新城格さんが、避難所の運営や仕組み、避難所で避難者が守るべきルールなどについて説明した。その上で、女性の声やニーズを反映した避難所運営の重要性を強調し、運営責任者や幹部リーダーなどに女性の参画を進める必要性を力説した。
 会では、同支部の古堅支部長がバケツとビニール袋を使った簡易トイレの作り方を実演したほか、防災グッズの一つとして新聞紙スリッパの役割などを学び、新聞紙スリッパづくりを体験した。 (中川廣江通信員)