prime

【写真特集】伊江村に脈々と伝わる、青年踊り 18年ぶり組踊「忠臣身替の巻」も 民俗芸能発表会


【写真特集】伊江村に脈々と伝わる、青年踊り 18年ぶり組踊「忠臣身替の巻」も 民俗芸能発表会 川平区を代表する村踊り「宮古節」
この記事を書いた人 Avatar photo 金城 大樹

 【伊江】国の重要無形民俗文化財に指定されている伊江村の村踊りを披露する2023年度伊江村民俗芸能発表会が11日、村農村環境改善センターで開かれた。発表会は村内八つの区が持ち回りで担当し、今年は川平区が担当した。伊江村の村踊りは、二才踊り(にせうどぅい)と言われる青年踊りで、各区にしかない独自の二才踊りもある。発表会では、琉球王朝時代、薩摩藩や江戸上りに同行した伊江村民が、本土で見聞きしたことを歌ったヤマト系芸能の二才踊りや組踊「忠臣身替の巻」が18年ぶりに披露された。伊江村の独特の村踊りを写真で紹介する。

 (金城大樹)

徒然草の作者・吉田兼好のことを歌ったヤマト系の二才踊り「扇吉田(おうじよしだ)」
川平区にしかない二才踊り「真河の上」
春の訪れを歌ったとされる「あかきな節」。踊り手はシュロの毛で作った帽子やひげ、めがねを身に着ける
18年ぶりに披露された組踊「忠臣身替の巻」