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カブトムシ飼育法学ぶ 北谷・浜川小でイチムシ会


カブトムシ飼育法学ぶ 北谷・浜川小でイチムシ会 在来種のオキナワカブトムシ幼虫を受け取る児童ら=10月13日、北谷町立浜川小学校
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 【北谷】沖縄の在来生物を次世代へつなぐ活動を行う沖縄イチムシ会(座間味眞会長)の出前授業が10月13日、北谷町立浜川小学校で開かれた=写真。同校の5年生3クラス100人に、國仲康浩副会長が在来のカブトムシの生態や飼育法について講話し、幼虫を配布した。
 國仲副会長は、大陸続きだった500万年前に沖縄へ移動し、独自の進化を遂げた在来種のオキナワカブトムシと、外来種の本土カブトムシの違いについて講話した。
 講話を聞いた仲村咲彩さん(11)は「オキナワカブトムシの生態と飼育法を聞けて勉強になった。土は霧吹きで湿らせて、成虫になるまで育ててみたい」と話した。 (喜納高宏通信員)