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火焔型土器など100点展示 壺屋焼物博物館 開館25周年で企画展


火焔型土器など100点展示 壺屋焼物博物館 開館25周年で企画展 時代とともに変遷してきた土器の歴史を紹介するシマの土器展と知念覚市長(左から2人目)ら=11月3日、壺屋焼物博物館
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 【那覇】今年で開館25周年を迎えた那覇市立壺屋焼博物館で焼き物の祖である土器をテーマにした特別展「シマの土器~ハジマリとコレカラ」が12月27日まで開催されている。

 縄文時代の火焔(かえん)型土器をはじめ、近年発掘された沖縄各地の土器100点以上の資料や作品が展示されている。県立芸術大学大学院博士課程の鈴木まことさんの作品「知不知(しるしらぬ)」も展示しているほか、展示会図録も同館で販売している。

 11月3日には知念覚市長や壺屋陶器事業協同組合の島袋常秀理事長らによるテープカットが行われた。

 開館時間は月曜日を除く午前10時から午後6時(入館は5時半まで)。壺屋焼物博物館、電話098(862)3761。

(吉田健一)